03年12月31日 新説「サルカニ合戦」 
むかしむかし、あるところに、サルとカニが仲良くくらしていたそうな。
 
カニ  あ、サルさん、あけましておめでとうございます。よいしょよいしょ
サル  こちらこそおめでとうございます。ことしもよろ…おや、どうしたの?そのおむすび。
 
カニ  あのね、さっきそこで拾ったの。おいしそうでしょ?
サル  いいなあー、あのさ、ぼくの持ってるカキのタネと交換しない?
 
カニ  だーめ、だって、カキができた時に、ぼくのこといぢめたりするもん。
サル  (どきっ、知ってたか)そ、そんなことしないからさあ、ね、ね、お願い。
 
カニ  ぜったいホント?じゃあ、いいけどさ。
 
そんな訳でお互いの持ち物を交換した二人、サルは早速おむすびを食べてしまい、
カニは、カキのタネを一生懸命育てましたとさ。
 
カニ  ♪は〜やくでてこい カキのタネ で〜ぬとハサミでちょん切るぞ♪
 
さあ、こんな脅迫をされてはたまりません。カキはたちまち大きくなって、甘くって
おいしい実をいっぱいつけました。しかも不思議なことに、そのカキはいくらとって
も、次々と新しい実をつけるのでした。
 
サル  いやあ、立派なカキの木ができたねえ、さすがカニさん!いよっ!!
カニ  うーん、こんなにとれてしまっては、もう食べれません。げっぷ
 
サル  あ、そーだ、ぼくにいい考えがあるよ。あのね、モソモソモソ
カニ  ふんふん、それは(サルにしては)いい知恵ですね。
 
さて、サルさんは、一体何を思いついたのでしょうか?↓
 
http://www.anne-no-heya.co.jp/pc-home/top/top.htm
 
今年は(こそ)、こんなニギやかな一年になりますように!
 
※あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
 
2004年元旦
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アンの部屋本部  中村真(編集長M.N)